【結論】分解すれば少しずつ前に進める
歯学部の試験や勉強範囲はとても広いですよね。一つの科目だけでみても、やることが多過ぎてできる気がしないとなってしまうという気持ちも分かります。
どうにか進み始めても全体から見ると全然進んでなく絶望してしまうことは私にもよくありました。
現状とゴールが大体見えているけど、そのギャップが大き過ぎて進めない、できる気がしないというのはよくあることなのです。
まずは現状とゴールをなんとなくでも把握できている自分を褒めてあげてください。それらすら見えないことだってあるので、そこから比べれば大きな前進です。
今回は、実際にそのギャップを埋めようとした時に、役に立つ考え方を紹介します。
それは、「困難は分割せよ」です。哲学者のルネ・デカルトの言葉「困難は解くことができる部分まで多く分割せよ」によるものです。
全体としては難しいものでも、それは自分が解決できる大きさや難易度の問題が組み合わさっているだけです。細かく細かく分けていけば、一つ一つは時間や労力がかかってもできるものです。それをコツコツと積み上げれば結果的に全体の困難をクリアしたことになります。
分割の仕方は1通りではないので、色々な切り口から分けられないか考えてみましょう。勉強で言えば科目の視点、時間の視点、大学・自宅・予備校など場所の視点、などなど無限にあります。
視点を決めた後の分割のコツとしては以下の二つがあります。
1:最初にザックリ2〜3個に分ける。それぞれを細かくしていく
2:できることに注目して切り出していく。残ったものを細かくしていく
例えばCBT対策を科目視点で分割する場合、
1:
苦手分野、得意分野、中間の分野に分けてみる。それぞれについてどのように対策していくか考えていく。
2:
矯正はこういう形で対策する、小児は得意な先輩と相談して決める。残った科目は同じような手段が使えるか考える。
などです。抽象的で分かりにくいかもしれませんが、分割して考えることは実は無意識にみなさん普段からやっていることなので、それを慌てずに他のことにも転用していけば大丈夫です。例えば肉じゃがを作る時は、レシピを調べて食材を買って、調理をして、、、、と自然に分割しているはずです。一個一個を考えるとしんどいかもしれませんが、それぞれをやりさえすれば確実に肉じゃがに近づきますよね。
みなさんがゴールに辿り着けるよう、私たちも応援しています!
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