【結論】効率の悪い頑張り方は点数に繋がりにくい
学生さんからの質問↓
「勉強時間も取っているし、復習もして頑張っているのに、点数が全然伸びない」
勉強時間を確保したり、自分からしっかり取り組んでいるのは素晴らしいですね!
また、復習をして知識をきちんと定着させようという姿勢も良いですね。
ただ、点数には繋がっていないということで、悩んでしまいますよね。このような場合は大きく3つのケースが考えられると思います。
努力が足りないのか、努力の仕方が間違っているのか、そして、変化が出るまでにもう少し時間がかかるのか、です。
1つ目の努力が足りないというのは一番シンプルですよね。
自分としてはすごい努力量と思っていても、実は意外と学年平均よりは低かった、なんてこともあります。
また、勉強時間としては大学の授業以外に4時間確保していたとしても、集中してできているのはその10%くらいしかなかったとしたら実質的な努力量はとても少なくなってしまいます。
2つ目の努力の仕方が間違っている、というのは実はかなり多いケースです。
本人も頑張っているし、周りからもそう見えるけど、実は効果が乏しいやり方を必死に頑張っているだけで結果としてみると点数には繋がりにくいというものです。極端な話、東京から大阪まで行くのに、新幹線を使えば速いのに、それを知らずに在来線を頑張って乗り継いでいくようなものです。
もう少し具体的な勉強のケースで言うと、例えば復習の仕方に注目してみましょう。大学の講義スライド、配布資料、教科書、授業ノート、これらを全て逐一読み直してノートに全てをまとめ直していても効果は非常に低いです。それよりも簡単な穴埋めやクイズ形式にして、何も見ずに答えを思い浮かべてから資料を確認する、既に覚えたことは頭の中で復唱するだけにして読み飛ばす、という思い出しながら復習する形式の方が圧倒的に効率よく定着していきます。
このような一見正しそうだけど、実はあまり効率が良くない、もしくは状況に適していない勉強方法をとってしまっていると非常にもったいないです。
3つ目の時間がかかる、というのは特に範囲が広い試験や科目で起こりやすいです。勉強した気になっていても、全体の一部しかカバーできていないと中々点数には繋がりません。また、5者択一問題で言えば2つまでは絞り込めるようになってもそこから最後の一つに決めるまでにはもう一歩の努力が必要になります。ですので、効率の良い方法をとった上で、充分な量をやり切らないと点数アップにはなりません。結果がすぐについてこないのは出口の見えないトンネルのようで気分的に辛いものがあると思いますが、だからこそ小テストや普段の復習で小さな成功体験を重ねて自信をもって走り切るのが大切です。
ぜひ一度自分の勉強について客観的な視点で捉え直してみてください。
MD+では生徒さんそれぞれの状況や得意なスタイルに合わせて、努力の仕方をサポートしております。
頑張っているはずなのに上手くいかないという方はぜひご相談ください。応援しています。
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